Mac OS X Leopard で Apache の設定

Apache はデフォルトでインストールしてあるものを使用。後述する MacPorts でまとめてインストールする方法(バージョン管理が楽)や MAMP もあるが(以前は MAMP を使用していた)テストの意味も含めなるべくデフォルトを使う様にする。

httpd.conf の編集

Leopard から Apache が 2.x系になったので設定ファイルの場所は /private/etc/apache2/httpd.conf にある。デフォルトでは不可視になっているので Finder の「移動」から「フォルダへ移動」から行くか不可視フォルダを表示する設定に。編集する権限がない場合は有効に。

デフォルトのポートを無効に

以下の行をコメントアウトする。

#Listen 80
PHP を有効に

以下の行をコメント解除する。

LoadModule php5_module        libexec/apache2/libphp5.so
デフォルトのドキュメントルートを無効に

以下の行をコメントアウトする。

#DocumentRoot "/Library/WebServer/Documents"
ドキュメントルート以下の設定を変更

最低限の設定。テスト環境なので何でも出来る様に。

<Directory />
    Options ExecCGI FollowSymLinks Indexes Includes MultiViews
    AllowOverride All
    Allow from all
    Order allow,deny
</Directory>
cgi-bin のエイリアスを無効に

あまり使わないし。必要な時は必要な時に自前で用意するので。

    #ScriptAliasMatch ^/cgi-bin/((?!(?i:webobjects)).*$) "/Library/WebServer/CGI-Executables/$1"
SSI を有効に

とりあえず.shtmlで動作するように設定。

    AddType text/html .shtml
    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
ユーザー個別の conf を無効に

ユーザーは使わないので無効にする。

#Include /private/etc/apache2/extra/httpd-userdir.conf
VirtualHostで複数ドキュメントルートの設定

案件別に作業できる様にする為にそれぞれにポートを割り当てる。必要なだけこの部分を追記。

Listen 80
NameVirtualHost *:80
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "/Users/USERNAME/Sites"
</VirtualHost>

Terminal か「システム環境設定」→「共有」→「Web 共有」で Apache を再起動させて
http://localhost/
が表示されれば設定完了。