Googleクローラー「Googlebot 2.0」はページを視覚的に見ている

今迄も「ページの上の方にあるキーワードが優先される」「背景色と同じ色の文字で書いてある場合はスパム扱いされる」など擬似的に人間の視角を意識してクロールされていると云う話は聞きますが。どうやら CSSJavaScript を取得して解析しページのどこに何が配置されているのかをちゃんと見ているそうです。

http://www.adsensebits.com/node/24

そう云えば。最近の Googlebot のアクセスログを見てみると闇雲にリンクを拾ってアクセスしているのではなくてちゃんとメニューからページを見てリンク先を巡ってまたメニューに戻って…と。まるで人間が見ているかの様な挙動をしています。ただこれ。検索結果のランキングに反映するものではなく(勿論関係はあるだろうけど)Google さんの本質は「最適な広告を配信するため」と云ってます。んー。なるほど。

例えば。関連するキーワードが頻繁にあったとしてもページの最下部に広告が表示されたのでは効果は薄い。ならば。人間が見て注目される位置に広告が設置してあるところに配信した方が効果は高い。と云うことですな。より PPC の高い広告を表示させたい場合はその広告を配置する場所にも気を付けなければいけない。と云う話。